音更町ひとり親家庭等自立支援事業

音更町はひとり親家庭の福祉向上のために、大谷短大の介護福祉専攻に就学するための費用の支援をしています。

支援の内容

  1. 奨学金(2年分)
    授業料の学納金に対し奨学金を支給します。
    ※自己負担は2年間で前期・後期に25,000円ずつ納付します。
    (2年間の支払いの内訳)
    jiritu-shougakukin
  2. 高等職業訓練促進給付金
    北海道の制度になります。学業に専念している間の生活費を支援する制度で、音更町の奨学金と併用できます。
    (支給額)
    jiritu-shokugyoukunren
  3. 就学支援金
    世帯の収入が生活保護基準額を下回る場合、音更町から生活費を支援します。
    (例)母と子1人の場合
    jiritu-shugakushien
    ※上記の金額は例であり、母と子1人の場合、必ず上記のような金額になるわけではありません。

支援の対象者

  • 児童扶養手当受給中または児童扶養手当の所得要件と同等の所得水準の人
  • 大谷短大入学時に音更町に住民登録している人
  • 大谷短大に入学し、2年間の学業に専念出来る人

申請から卒業までの流れ

  1. 相談・受験
    制度の利用について、町や短大の担当者と事前相談を行います。
    制度の利用が可能であれば、社会福祉科介護福祉専攻の入試を受けます。
  2. 申請・入学
    受験に合格したら申請を出します。申請が決定されると入学金等の自己負担が25,000円になります。
  3. 2年間の学業
    2年間の学業に励みます。
    各支払期毎(1年目後期・2年目前後期)に奨学金の申請をします。申請をすることで自己負担が25,000円になります。
  4. 資格取得・就職
    介護福祉士資格の試験に合格し、町内の高齢者福祉施設へ就職します。
    ※条件が満たされなかった場合は、奨学金を返還していただく場合があります。

ひとり親家庭等自立支援事業を利用している利用者の声

制度を利用したきっかけは?

ほかにも利用を検討した制度はありましたが、この制度の助成額が一番多かったので利用を決めました。

元々きちんと勉強したいと思っていましたが、この制度のことを知り、決断しました。

短大での勉強や実習はどうですか?

入学当初は不安でしたが、先生やクラスメイトにとても助けられています。社会人の方もいて仲良くやれています。

保育園を利用している子どもが風邪をひいたときに、病児保育の利用で欠席せずにすみ、大きな助けとなっています。

生活の状況はどうですか?

高等職業訓練推進給付金を受け、何とか生活できています。

最初はアルバイトをしていましたが、通学とアルバイトの両立は厳しかったです。

入学後1年経過した現在の感想は?

何事も経験だと思いました。入学前に比べ、勉強することで介護のイメージは変わりました。

学んでいくうちに価値観が変わっていきました。

お問合せ先

音更町保健福祉部子ども福祉課子ども福祉係
電話 0155-42-2111(内線534・535)