素直な言葉での表現

音更町教育委員会のスポーツ課で地域おこし協力隊として働いています、横山智也です。

幼児運動教室を始めて約2年半以上が経過しました。年間を通してほぼ毎日町内のどこかの保育施設で子ども達と運動をしたり、給食を一緒に食べたり楽しく仕事をしています。そこで、今回は教室で子ども達と関わる中で凄いな、素晴らしいなと思うことがあったのでそれについてお話をしようと思います。

子ども達は、私が本を読んだり、抱っこやおんぶをすると「ありがとう」が言えます。何か悪いことをした時にはすぐに「ごめんなさい」が言えます。男の子も女の子も「大好き」という気持ちをストレートに言ってきます。

子ども達と一緒に過ごしているとこういった言葉をよく耳にします。そのたびに子ども達は思ったことを素直に言葉として表現することができて凄いな、素晴らしいなと思います。

中には、そんなの当たり前だ!と思う人もいると思います。しかし、なんだか恥ずかしくて「ありがとう」が言えない、悪いのがわかっていても素直に「すみません、ごめんなさい」が言えない、色々考えてしまって「大好き」が言えない、そんな経験をしたことがある人は多いと思います。

私を含め大人は子ども達に教える立場でありながら、忘れてはいけない大切なことを子ども達に思い出されることがあります。いつからか忘れてしまった、自分の気持ちを素直に言葉として表現することを、このコラムを読んだ今から実践してみるのはどうでしょうか。

音更町地域おこし協力隊(スポーツコーディネータ)
北海道十勝スカイアース#34
横山智也

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