感じるままに表現すること
みなさん、こんにちは。音更町地域おこし協力隊(芸術文化活動コーディネーター)ヴァイオリニストの片山さやかです。
私は普段、演奏活動やヴァイオリン指導を通して子どもたちと関わっていているのですが、子どもたちはいつも私に驚きと発見を与えてくれます。
前回コラムを掲載してから、音更町にある子育て支援センターや保育園で演奏をする機会がありました。
良くも悪くも子どもは素直ですから、演奏をする前は、ヴァイオリンの演奏を初めて聴いた子どもたちがどんな反応をしてくれるのか少し不安な気持ちもありました。
ですが、いざ演奏をしてみると、私の予想を遥かに超えたとても嬉しい反応を見せてくれました。
知ってる曲が流れて楽しくなって、体を揺らして喜ぶ子。
面白いリズムにケラケラ笑う子。
真剣な眼差しでじっとヴァイオリンの方を見て固まっている子。
自然と手を叩いてリズムに乗ってくれたり、演奏に合わせて一緒に歌ってくれた子。
拍手も盛大でした。
最後には、ありがとう!と言って、ハイタッチをしてくれました。
先生に言われたわけでもなく、自然と駆け寄ってきて私にありがとう!と伝えてくれたことに感動をしました。
人間の生まれ持った純粋で素直な心と、豊かな感性を目の当たりにしたような、とても嬉しい気持ちになりました。
これから成長と共に色々なことを学び、感じていくことでしょうが、素直に喜びを表現できるその姿をいつまでも失わずにいて欲しいなと勝手ながら思いました。
感じるままに表現することは、子どもから学ぶことだなと思います。
子どもの様々な反応を、これからも大切にしていきたいですね♪
音更町地域おこし協力隊員(芸術文化活動コーディネーター)
ヴァイオリニスト 片山さやか