父になって感じたこと

父親になってもうすぐ2年。我が家には2歳になる可愛い娘がいます。

周りからは「本当にあっという間に大きくなるよ~」「今が一番かわいい時期だよ~」と言われます。「あっ、本当だ!」と最近つくづく感じます。
小学生くらいの子どもを持つ友人からは「もう、最近なら生意気!「お風呂一緒に入るのを嫌がられるようになった」という話を聞き、何年か後に来るであろう、その姿、そして「思春期」という最大のラスボスを想像し、たまに怯えています。

最近では、某アニメの「か●はめ波」を覚えていろんな人に向けて放っています。たまに、最後の「はーっ!」の声が小さすぎて「ぁ~」と絶対に敵を倒すことのできない感じの「か●はめ波」を出します。可愛さにやられて宇宙の果てまで飛ばされそうです。奥さんからは、「もっと女の子らしいことも教えて!」とリアル「か●はめ波」をくらっています。光の速さで宇宙まで飛ばされます。

普段、娘は、6時前に起きることが多いのですが(もう少し寝てて…)、4時半に起きられたときには、夫婦で違う意味でやられています…笑。宇宙の果てまで飛ばされて朦朧としています。そして、私は寝たふりをします…「すまん、奥様!」

そんな日は、眠気との闘いです。職場で目を閉じるか閉じないかの瀬戸際でパソコンを操作し、周りから見れば気持ち悪い顔で仕事をしています。

全力で泣く、叫ぶ、高いところに登りたがる、なんでも口に入れようとする。お店の中を全速力で駆け回る…笑。まさにスーパー●イヤ人状態に!子育てには、苦労もあります。

寝かしつけの後の通称「エンジェルタイム」は夫婦の趣味を行うための最高の時間です。奥さんは、洋服作りかスマホ。私はミニ四駆かスマホ。私の最近の趣味は、ミニ四駆。小学生の時にやっていたミニ四駆を、大人が全力でお金と時間をかけてやっています。その全力で作ったミニ四駆を小学生と全力で戦う大人げのないこと…笑。それは置いといて、なんとか、子育てと趣味のバランスをとって過ごしています。親だって自分の人生~楽しまないと~っと…。親に気持ちの余裕がないと、育児で切羽詰まる時があります。家族全員、心身ともに健康を心がけたいと思います。

さて、話はかわりますが、私の父親は某体育大学出身で、球技2種目以上、武道1種類、スキーなどのウインタースポーツ、そして水泳は必須だ!といって私を育ててくれました。そのおかげで、足は短く、遅いですが、どの競技もそこそこできるようになりました。よく言えばオールラウンダー、悪く言えば全部中途半端な体育人生を送ってきました。んーん、自分も子どもに何か押し付けてしまいそう…笑。そんな父親に育てられて良かったことは、どの競技も一生懸命に、楽しませながら教えてくれたことです。これから、娘と奥さんと一緒にスキー、スノーボードに行くのが楽しみです。押し付けにならないように、楽しんで、自分からもっと滑りたい、もっとやりたい!という気持ちを引き出したいです。

よくゲレンデで激昂しているお父さんと、号泣しながら滑っている子どもを見ます。「お互いにしんどいよな~涙が凍ってしまうわ!」と横目で見ています。きっと上手くなってほしくて、ゲレンデが溶けるほど熱くなってしまったのだなと。あのお父さんも自分も熱心には変わりはなく、方法が違うだけなんだと感じます。こんなかっこいいことを言って、数年後の本番では「コラーー!!何度言ったらわかるんじゃい!」と怒鳴り散らしていたらごめんなさい。

最後になりますが、普段から、育児+家事を頑張ってくれている奥さん、そして、支援センターや近隣施設でわが子を見てくださる職員の方に感謝申し上げます。親になって改めて、両親に感謝、出産した奥さんに感謝、生まれてきた子どもに感謝。感謝の気持ちを忘れず、育児を楽しんでいけたらと思います。

 By.2歳児の父

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