子どもとのかかわり方 ワンポイント1
目が離せなくて大変、どうしつけるべきかまよう
子どもがハイハイができるようになり、やがて歩けるようになると、どこにでも行ってしまうので目が離せません。親は危険がないようにと側についてみているだけでも大変なことです。
引き出しを開けて中身を全部外に出してしまったり、大切なものを壊したり。
「家事は思うようにできないし、いつも家の中がちらかしっぱなしでイライラしてしまう」「けがをさせてはいけないと思うから、つい大きな声を出してしまう」
いたずらを叱るべきかどうか、たたいていいかどうか、しつけの問題としてどう対応したらよいのか迷うことがあります。
いたずらではなく、探索行動なのです
子どもはもともと好奇心のかたまりのようなものです。
ハイハイができたり、自分で歩けるようになると、周りにあるものをなんでも確かめたくなります。
これを探索行動といいます。
この行動は乳児の発達にとっても大切な意味を持つものでなのす。
この時期の子どもは、毎日、「これはなんだろう?」「どうなっているんだろう?」とわくわくどきどきしながら過ごしています。
大人が目を離したすきに、コップの水をジャーとこぼしてしまったり、トイレの紙をぐるぐると引き出してしまったりと、、大人は、ため息ばかり、、、、
でも、大人からみると困ったいたずらでも、子どもには魅力いっぱいの探索なのです。
実際、あれもダメ~、これもダメと~禁止してしまうと
せっかく伸びる「成長の芽」を摘んでしまうことになり、やる気のない子に育ってしまうこともあると言われています。
そう長い間続くわけではないので、危ない物やいじられて困るも物は手の届かないところにしまい、大人はどんと構えて探索行動をじっくり見守ってあげましょう。
いたずらでは決してない事。
子どもの成長に必要なプロセスであることを理解してあげましょう。
音更子育て支援センター