スキンシップの効果
「オキシトシン」という言葉を聞いたことがありますか?
今年、「最新科学で迫るニッポンの子育て」というテレビ番組でこの「オキシトシン」を取り上げていました。
この「オキシトシン」は、好きな人とスキンシップを行うと、脳の中に「オキシトシン」という物質が出やすくなることが分かっています。
このオキシトシンは、ストレスを緩和したり、記憶力を向上させたり、思いやる気持ちが芽生えるなどの働きがあることから「愛情ホルモン」「癒しホルモン」「幸せホルモン」とも呼ばれている素敵なホルモンです。
このオキシトシンはスキンシップによって分泌されます。
もちろん、女性だけでなく男性にもあるホルモンですが、特に出産をしたママと赤ちゃんには大量に出るそうです。
赤ちゃんを抱っこしたり、おんぶしたり、普段普通にしている事がすごくいいって事ですよね!
ほ乳瓶でミルクをあげる時も寝かせたままではなく、抱っこしてあげましょうと言うのも、オキシトシンが出るからなんでしょうね。
赤ちゃんが寝ているときにトントンと優しくお腹をたたいたり、転んだり痛い思いをした時に「痛いの痛いの飛んでいけ~」と言いながらさすってあげるのも、「いい子だねぇ」と言いながら頭をなでなでするのも、ぜーんぶオキシトシン出まくりです!
ちなみにこのホルモン、赤ちゃんだけじゃなくて、パートナーにも効果あるそうですよ。
特に男性の場合は、魅力的な女性を見ても意欲を抑える働きがあり、夫婦関係を長続きさせ、子どもが安定して育つ環境を守ろうする働きがあるそうです。
楽しい子育てをするために、手をつないだり、ペタペタ触って家族中「幸せホルモン」でいっぱいになりましょう!
by柳町子育て支援センター