子どもの成長
私が、スケート教室のお手伝いをしたときのお話です。
私の地元は、音更町よりも人口が少なく、周りは知り合いだらけという町です。
そんな地元で年に1回スケート教室のお手伝いをしています。
スケート教室は、少年団に所属している子からまったく経験のない子まで幅広く参加しています。最初は、みんな楽しく笑顔で滑ってくれるのですが、スケート靴や滑りに慣れていない子は、上手く立つことができず転んでしまったり、足が痛くなって休んでしまったり、泣いてしまう子が多いです。また、上手く滑れない、周りの子に置いて行かれるなどいじけてしまう子もいます。大人でも慣れていないとつらいと感じるし、私も参加してくれた子たちと同じくらいの年齢の時は同じ気持ちだったので、慣れていないから仕方ない頑張れと思い、励ましながら教えていました。
また1年後にスケート教室に行くと、昨年も参加してくれた子がちらほらといて、今年は大丈夫かなと思いながらお手伝いしていました。教室が始まって、様子を見ていると、よく転んでいた子でもまったく転ばず滑れていたり、足が痛いといって休んでいた子や泣いてしまっていた子も、「大丈夫?休憩する?」と声をかけても、頑張るといって時間いっぱい滑り切ったり、成長を感じました。
このような出来事から、子どもの成長はすごいなと思うとともに、これから先もスケート教室だけに限らず、様々な機会でたくさん成長していってほしいなと思いました。