子どもが歯磨きを嫌がる!乳児の虫歯予防のためにおすすめな5つのこと
虫歯ケアを赤ちゃんや子どもにしてあげようとしても、嫌がって口を開けない赤ちゃんも多いのではないでしょうか?
歯を磨いてあげようとすると泣いて嫌がるので、大変で面倒ですね。
虫歯ができても離乳食のうちはそれほどいたがらないのです。もぐもぐ期に移行して歯でモノをかむようになると虫歯が痛がるようになり、硬い食べ物を食べなくなってしまいます。
また、子どもの虫歯治療はとても大変です。子どもも嫌がりますし、歯医者は嫌がっている子どもの治療はしてくれません。
治療ができないので痛みが続いて、見ているととてもかわいそうになってしまいます。
虫歯を防ぐ方法をもう一度みなおしてみませんか?
歯医者でフッ素を塗ってもらう
3か月に1回歯医者に行ってフッ素をしてもらうと虫歯になりにくく虫歯ケアができます。
乳歯は生え替わるので、虫歯になっても新しい歯が生えてくるからとおろそかにしてしまうママもいるかもしれませんが、虫歯になっている乳歯があると、口の中は常に虫歯菌でいっぱいに。永久歯も虫歯の危機にさらされます。
一番奥に生える永久歯はフッ素をしても虫歯になりやすいようですので、永久歯にはシーラントをしてもらうと、奥歯の永久歯の虫歯ケアとしては、とても有効です。
嫌がっても歯を磨く
ブラシタイプの歯ブラシは、多くの赤ちゃんがとても嫌がると思います。指に歯磨き用の布を巻いて赤ちゃんの乳歯を優しく磨いてあげるとあまり嫌がらず磨かせてくれますよ。ただし、噛まれないように気を付けてくださいね。
大人と同じ箸を使わない
産まれた時に赤ちゃんの口の中には、虫歯菌がいません。虫歯菌は多くの場合、親や他人からもらうことで虫歯になってしまいます。
3歳まで虫歯菌を貰わなければ虫歯になりにくくなるそうですね。
大人がつかった箸と同じ箸を赤ちゃんに使うのも虫歯菌を移してしまうので、箸も同じものを使わないようにして下さい。
甘いものや乳製品を控える
赤ちゃんに早く甘いものを食べさせたいと思うママがいるかもしれません。
もしかすると、甘い物という意識なくベビー用のイオン飲料や果汁飲料を大量に与えている方もいるかもしれません。その中には、大量の糖分が含まれています。
(大人用イオン飲料の場合、500mlでスティックシュガー15本に相当する糖分が含まれています)
甘い物は虫歯の原因の代表格ですが、特に赤ちゃんの乳歯はとけやすくなっています。
乳製品も体には良いですが、虫歯になりやすいということをご存知ですか?
栄養を考えると必要ですが、お茶の代わりに与えるのは控えた方が良いでしょう。
母乳も同じです。母乳をあげる期間が長いと虫歯になりやすいので、離乳食が始まったら徐々に母乳を減らしていきたいですね。
食べる時間を決める
ダラダラ食べは虫歯になる原因となります。
3食とおやつをきちんと決まった時間に与える事が虫歯ケアにつながります。
★赤ちゃんの乳歯は虫歯になると、新しく生え替わった歯まで虫歯になりやすくなりますので、赤ちゃんのうちに虫歯ケアをしておくと、生え替わった歯がきれいに生えます。
口腔環境は人間の健康状態、ひいては寿命も大きく左右するという研究結果も出ていますので、虫歯ケアは大変ですが、可愛いわが子のために心を鬼にして頑張りたいですね。